協会誌最新号Vol.36/ No.1 (通巻121号)
特集「障害と働き方」
「障害と働き方」 並木重宏
「病気になったり、障害をもったりして、仕事や生活がこれまでどおりに続けることができなくなったときに、どのような出来事があったのか。仕事に復帰したり、新たな生活をはじめたりするときに、どのように考え、行動したのか。」
「障害 絵を描きつづけた後に・・・」 中津達
「あー、今迄、絵を捨てずに描いてきてよかった。諦めずに探し続けた甲斐があった」と思えた。思い起こせば、多くの方々に勇気を頂いたと思う。只々前を向いて、一歩ずつ行こうと思っている」
「ひとりのハートが世界を変えられる。」 加藤健一
「「ひとりのハートが世界を変えられる。」僕の小さな熱い念いを、皆さんと一緒に大きなうねりに変えて、この日本を、世界を山形から変えていきたい。僕は心からそう願っています。」
「それでも夢を追い続ける 車椅子ファッションブランド『ピロレーシング』」 長屋宏和
「夢は今でも諦めず、“F1 ワールドチャンピオン”という夢を持ち続け、目標は毎日小さくても大きくても、動き出した目標は必ずクリアさせ、一歩一歩夢に近づいていけたらと思っています。」
「障害のある人の生き方と働き方」 中澤信
「何らかの不自由さを抱える当事者として、より多くの人々が、様々な就労の場において、「障害があること」を言い切る上で、「ハンディキャップ」では無く「メリット」なのだと意識して生きていける社会が訪れる日が来ることを切望している。」
「受傷・発症から就労までの過程」 松元健
「このような過程の中で、私に少し心を開いていただいた段階から、「今、生きる勇気は何%ですか?」と聞いているが、少しずつ上がっていく言葉を聞くと、私がお世話になってきた障害当事者の方々への感謝の気持ちが止まない。」
「『自立』とは何か? 障害のある人たちとの協働創作活動を通じて」 ライラ・カセム
「障害のある人の仕事を作ると言うことはまず特性問わずそのひと特有の役割をつくるこ
と。互いに依存し合い共有しながら協働し自分の「できる」を代々現に全うする。それこそが自立への第一歩なのではないのか。」
「ネイリストとして輝き、輝き続けるために」 有本奈緒美
「トータルして考えると、大変なことの方が沢山あるかもしれません。障害があり、仕事をするということは人の何十倍も努力をしなければ出来ないことですし、簡単な道のりではなかったようにも思います。でも、諦めなければきっと、自分が何十倍も輝いて生きれると信じて、今も私は日々勉強しながら頑張っています。」
「障害当事者による起業と障害者雇用について」 安藤信哉
「数多の失敗を経ながらもスタッフでもある仲間たちに支えられてここまで来ることができたことは間違いない。交通事故で頸髄損傷者になって良かったとは思わないが、この素晴らしい仲間たちと一緒に仕事ができたことは本当に良かったと思うことができる。」
特集「障害と働き方 資料」/連載「新型コロナウイルスへの対応 第3回」
「コロナ禍における障害者就労と支援技術」 協会誌編集委員会
「現況をふまえ、コロナ禍における障害者就労の課題につき、障害者雇用状況と障害者就労・雇用制度を見通し、支援技術の役割を考察する。」