会長からのメッセージ

一般社団法人日本リハビリテーション工学協会 会長 河合俊宏
会長あいさつは動画でもご覧いただけます

 この度、2021年度から当協会会長となりました、河合です。
私は、理事初当選という今までの経験が無い会員ですが、思うところありまして、代表理事であります会長を務めさせていただきます。
まずCOVID-19対策が中心となる遠隔での会合に、従来の枠組みでのリハビリテーション工学を、積極的に対応していきたいと考えています。
もちろん、しがらみの一言でバッサリと切るという話ではなく、事業的には継続をどうしていくかを考えていきます。
今期から、副会長を3人選出させていただきました。これまでの理事経験を基に、それぞれの担当がダイナミックに活動していきます。会員の皆様には、年に1度リハ工学カンファレンスで会いましょうではなく、より高い頻度で協会の活動に触れていただける機会を作ります。
次に連携の強化です。GAATOに代表されます国際連携でイニシアチブを高めることはもちろん、専門分化して縁遠くなった感じがある関連学会・協会・行政・業界団体の皆様と、いま一度連携する意味を共通化していきます。
特に大規模災害に関しては、そなえに関する役割分担を、全国各地にいる会員の皆様の連携を見直すうえでも、確実に進めていきます。
最後になりますが、協会が一般社団法人としての内部の課題をできる限り解消していきます。
活動がしにくくなったり、軋轢を生じたりと、とかく直接会えば解消する問題が少なくありません。しかしながら、もはや過去を懐かしむ暇はありません。個人情報の保護などの懸案に関しては共通の理解をもって、活動し参加を増加させていきたいと思っております。
会員の皆様、これから会員になってくださる皆様、是非ともよろしくお願いいたします。

2021年9月吉日 一般社団法人 日本リハビリテーション工学協会 会長 河合俊宏